全室露天付き離れ宿 御宿 さくら亭

大分県・湯布院 全10棟、源泉かけ流し「全室露天付き離れ宿 御宿 さくら亭」。
日常を忘れ、静かに流れる時間に贅沢で優雅なひと時を感じる大人の空間。

小満


昨日21日は二十四節気の小満でした
草木が繁茂し、勢いがつく頃と言われてます

小満とは秋に蒔いた麦などに穂がつく頃で、ほっと一安心すると言う意味だそうです

田畑を耕して生活の糧を稼いでいた時代には、収穫の有無は人の生命に直結しておりました

そのため麦などに穂がつくと「今のところ順調だ」と満足したことから小満という名前がついたようです

そういえば庭の木々も元気に花を咲かせています

おかえりなさいませ

今年も由布院の街に蛍がちらほら舞いはじめました

上手く撮影出来ませんでした

大雨がなかった為今年は沢山の蛍が見れそうです

月の端の午

古来中国では、月と日の重なる日にお祝いをする習慣がありました
端午というのは、月の端(はじめ)の午(うま)の日という意味でこれに「午(ご)」=「5」の語呂あわせが重なり毎年5月5日を、端午の節句と呼ぶようになりました

田植え月の5月に「5月忌み」という日本古来の行事がありました
5月は雨期を迎えることから、病気や災厄の祓いは大事なこととされ、この時期盛りを迎える菖蒲や蓬で邪気祓いをしていたそうです
日本で田植えは、神聖な行事とされていて早乙女がするものでした
早乙女は菖蒲や蓬で邪気を祓って神聖な存在になってから田植えを行っていました
そうもともと女性のためのおまつりだったのです

今では鎧兜やこいのぼり、菖蒲を飾ったり、柏餅や粽を食べたり、菖蒲湯に入ったりと様々なことをします

こいのぼりは中国の「竜門」という黄河中流にある急流な滝を昇りきることができた鯉は龍になるという「登竜門」の故事に由来しています
鯉は、清流だけでなく、池や沼などでも生きていけるほどの強い生命力があるということから鯉は出世魚と呼ばれ子どもの立身出世の象徴として江戸時代から、盛んに鯉のぼりを飾るようになったそうです

また柏の葉は、新しい芽が出るまで古い葉が落ちないという事から「子どもが生れるまで親は死なない」=「家系が絶えない」と縁起が良いと言われています
そんな柏の葉で節句を祝う料理であるお餅を包んだお菓子、柏餅は日本特有の料理として有名です

祝日法2条によれば、「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」ことが趣旨であるとされていますので子供のみならず母にも感謝する日のようです

高嶺の花


平成26年ゴールデンウィーク前半

ここ由布院はお天気に恵まれ駅前から金鱗湖まで沢山の方で賑わっております

いたるところで「藤」、「躑躅」、「石楠花」が満開です

「石楠花」は「しゃくなんげ」と読み、次第に「しゃくなげ」になったと言われています

しゃくなげは、元来高山植物で、深山に咲く花として、神秘的なイメージを持たれていました
そのせいか古来から「神に捧げる木」、「忌み木」とされていました

原産地のネパールでも、宗教的にとても重要な花として扱われ「花木の帝王」や「ヒマラヤの赤いバラ」と呼ばれています

またイギリスでは特に人気があり、「木の上に咲くバラ」という英名もつけられています

日本では古くから「山の精」として考えられており、不可侵の存在だったのです
深い山の中で可憐な鮮やかな花色ですから、とにかく山の中では目を引いてしまうわけです

「高嶺の花」という言葉は、しゃくなげが由来とも言われています

しゃくなげは有毒植物です
摂取すると吐き気や下痢、呼吸困難を引き起こすことがあります

美しいものには棘がある

花言葉は「威厳」、「荘厳」、「危険」、「警戒」

「高嶺の花」らしい花言葉ですね

世界初の和カフェ「ピーナッツ茶屋」


このほど4月19日 世界初となるピーナッツ茶屋が湯布院にオープン致しました

「世界初のピーナッツ茶屋???」

決してピーナッツ専門店では御座いません
それならきっと千葉県に出店されるはずです

ピーナッツはピーナッツでも湯布院のピーナッツは「世界のピーナッツ」             あのスヌーピーの茶屋です

スヌーピーカフェは数店舗あったらしいですが、和カフェとしては世界初のようです

スヌーピー茶屋は、スヌーピーと日本の和がコラボレーションした飲食とキャラクター和雑貨などを提供する店舗です

装飾も和のしつらえで、和をテーマにしたアートや映像、タペストリーや暖簾など、今までにない「PEANUTS」を体験出来るそうです

ここでしか手に入らない和テイストの雑貨、こだわりの抹茶をふんだんに使ったカフェメニューや和菓子などのオリジナルアイテムがところ狭しと並んでます

なかでも必見はスヌーピーハンバーグオムライスと上記写真の抹茶ラテ

ファンの方のみならず一度は食べてみたい?
いや頼んでも食べられるかな~っというくらい可愛い品々

湯布院散策の際に訪れてみてはいかがですか

場所は湯の坪街道
由布市湯布院町川上1524-27

営業時間は10:00~18:00
年中無休

和朝食

                                                     先日フランス人の友人にこう尋ねられた
「日本の朝食はなぜ塩辛いの?」

和食の無形文化遺産登録以来、世界中より俄かに脚光を浴びている和食

日常お朝食を簡単に済ませたり、またはつい忙しくて食べられなかったりということ御座いませんか

旅館の朝食にはなにか非日常感の混じった期待感を抱いてしまいませんか

そう 普段お朝食を抜いてしまう方もなぜかお腹が空くのが旅館のお朝食の不思議な点です

干物、お漬物、おひたし、豆腐に納豆など伝統的食材が並ぶ事が多いのですが、こうした食材は保存がきく上、発酵食品が多く、実に身体にやさしいのです

粒が立ったご飯、海藻のお味噌汁、じゃこ、おひたし、サラダ、だし巻き、カレイの干物…..

発酵食・伝統食を基本に、お腹にやさしい、腹八分目が本当によいお朝食のようです

上記の説明をした後、友人にこう言いました
「まさかおかずのみ食べたのではないですか?」

 

第64回 ゆふいん温泉まつり

今年もやってまいりました

なんと64回目なんです

日時 4月20日 日曜日
                                                                                                                                                                                 <スケジュール>(予定)
                                                                                                                                                                                     11:00       開会
11:00~11:30 献湯祭
11:30~12:00 キャンペーンレディ発表会
12:20~12:50 湯平子ども神楽
12:40~12:50 自衛隊音楽隊演奏
13:00~     わいわい道中行列
15:00~16:30 抱腹絶倒!お湯かきレース
17:00~     大ビンゴ大会
19:00~     ゆふいん源流太鼓 他
20:00       閉会

駅前通りや由布見通りにてパレードやステージイベント、お湯かきレースなどが行われます

白は至上の美 赤は気取らない優美 

 

染井吉野の開花は大きなニュースになりますが、桜の季節は1月 沖縄の琉球寒緋桜にから始まり5月の北海道で終わります
一般的に寒桜→枝垂れ桜→染井吉野→八重桜の順で咲き4月いっぱいが桜の季節です

日本には200種類を超える桜があると言われておりますが、元はヤマザクラ、オオヤマザクラ、オオシマザクラなど10種の野生の桜の交配で出来てます

そんななか庭はさまざまな花が開花しています

椿も見ごろ

湯布院も桜が咲き、菜の花とともに見ごろをむかえています

椿も見事です

椿は色んな顔を持っています

よく知られた椿油
和製オリーブオイルと言われてます

高級食用油や整髪料、また古くは灯りなどの燃料油としてもよく使われたそうです

また日本酒の醸造には木灰が必要ですが、ツバキの木灰が最高とされています

葉のエキスは止血薬になり、特に朝廷では毒消し(悪魔祓い)として祭事が行われたそうです

梅は咲いたか 桜はまだかいな

日本各地より桜の開花情報が届き、より一層春を感じます

ここ湯布院ですが、桜はまだちらほら
暑さに弱い梅はあと少し見ごろです

梅は一日7KMで北上します
今が福島くらいでしょうか

一方桜は約4倍 1日30KMで北上します
ならば「もう開花してるのではないか?」とご心配ではないでしょうか?

大丈夫です

1日30KM進む開花前線は「平地」です
これが山を上る速度となるとぐっと鈍ります
標高100M上がるのに2,3日かかります

湯布院の桜はこれからです

今年も御幸橋下の菜の花と綺麗な共演を心待ちにしている今日この頃です