全室露天付き離れ宿 御宿 さくら亭

大分県・湯布院 全10棟、源泉かけ流し「全室露天付き離れ宿 御宿 さくら亭」。
日常を忘れ、静かに流れる時間に贅沢で優雅なひと時を感じる大人の空間。

7月2015

難が去る

 

 

本日7月30日は「梅干しの日」

古くから「梅干しを食べると難が去る」と言われております

「なん(7)が去(3)る(0)」

梅は別名「好文木」

十訓抄に「学問に励むと梅の花が咲き、怠ると花が咲かなかった」とあります

学問と梅の関わり、菅公を祭る天満宮との関わりは深いものがあります

梅の種(核)を「天神さま」というのもそのあらわれともいえます

昔は「梅は食うとも核(さね)食うな、中に天神寝てござる」と唄われたように、種の中身「仁(にん)」は食されておりませんでした

しかし漬けることでアミグダリン(天神)はほぼ消失し、食べても人体にはほとんど影響がないとされています

そんな梅干しに歌があり、明治時代の国語の教科書にはこう記されております

二月三月花ざかり、うぐひす鳴いた春の日のたのしい時もゆめのうち。
五月六月実がなれば、枝からふるひおとされて、きんじょの町へ持出され、何升何合はかり売。
もとよりすっぱいこのからだ、しほにつかってからくなり、しそにそまって赤くなり、七月八月あついころ、三日三ばんの土用ぼし、思へばつらいことばかり、それもよのため、人のため。
しわはよってもわかい気で、小さい君らのなかま入、うんどう会にもついて行く。
ましていくさのその時は、なくてはならぬこのわたし。

梅干しが出来るまでを可愛く表現した唄ですね

ちなみに「梅の日」は6月6日です

或る電車

 

と呼ばれる電車が存在する

時は明治

当時、九州鉄道が米ブリル社に発注し完成した「九州鉄道ブリル客車」

ちょうどその頃九州鉄道が国有化され、ほぼ営業運転されることはなかった客車

通称「或る電車」

当時最も豪華な設備だった幻の豪華客車が、一世紀の時を経てこの夏蘇ります

8月8日よりスウィーツのコースが楽しめる観光列車として、日田=大分間を優雅に駆け抜けます

緑濃い山道を、黄金の客車が走る風景を想像すると胸躍ります

日にち、時間次第ではあの「ななつぼし」と同駅に停車する可能性もあるかもしれませんね

ジーッ ジーッ

 

 

先月由布の森を散歩してますと
「ジーッジーッ」と聞き慣れない蝉のような鳴き声が耳にとまりました

声の方に近づいてみると………

いました

そう「春蝉」です

少し高い山にしか生息していない春蝉

ツクツクボウシくらいの大きさで羽は透明
緑色の模様が大変美しいです

近年では松くい虫による松林の減少や、農薬散布の影響で減少しているようです

閑さや 岩にしみ入 蝉の声

森は生きている

様々な事情があると思いますが、いつまでも初夏に春蝉の声が聞こえる由布の森でありますように

天の川は小暑

 

今宵は七夕

あいにくの曇り空

七夕はここ日本だけではなく、ヴェトナム、台湾、中国、韓国などにおいて節供の一つです

旧暦のお盆(7月15日前後)と深い関係のある行事でしたが、明治改暦を機にお盆が新暦月遅れの8月15日前後に行われるようになったためその関連性は薄くなってきました

現在七夕祭りは7月7日や月遅れの8月7日、もしくはその前後開催されております

また二十四節気の小暑

小暑は「このころに梅雨が明け、本格的な暑さが始まる頃」

来週末位に梅雨が明けそうです

おおいたデスティネーションキャンペーン

 

 

すでに始まっておりますのでご存じの方も多いのではないでしょうか

7月1日~9月30日の3ヶ月間

国内最大規模の観光キャンペーンが始まりました

初日の昨日は、源流太鼓がお客様をお出迎えしました

食、芸術、歴史、海に山、そしてなにより温泉、パワースポットなど癒しが沢山ある大分

昨日は折り返し日

 

 

7月2日は1年の折り返しの日

つまり1年のちょうど真ん中の日

年始から183日目 残りは182日です

平年は正午、閏年は午前0時がちょうど真ん中の時間となります

なぜ1日でなく2日なのか不思議ですが、1月から6月までの前半と7月から12月の後半の日数が同じではないためこのようになったそうです