と呼ばれる電車が存在する
時は明治
当時、九州鉄道が米ブリル社に発注し完成した「九州鉄道ブリル客車」
ちょうどその頃九州鉄道が国有化され、ほぼ営業運転されることはなかった客車
通称「或る電車」
当時最も豪華な設備だった幻の豪華客車が、一世紀の時を経てこの夏蘇ります
8月8日よりスウィーツのコースが楽しめる観光列車として、日田=大分間を優雅に駆け抜けます
緑濃い山道を、黄金の客車が走る風景を想像すると胸躍ります
日にち、時間次第ではあの「ななつぼし」と同駅に停車する可能性もあるかもしれませんね
2015年7月24日 4:00 PM
先月由布の森を散歩してますと
「ジーッジーッ」と聞き慣れない蝉のような鳴き声が耳にとまりました
声の方に近づいてみると………
いました
そう「春蝉」です
少し高い山にしか生息していない春蝉
ツクツクボウシくらいの大きさで羽は透明
緑色の模様が大変美しいです
近年では松くい虫による松林の減少や、農薬散布の影響で減少しているようです
閑さや 岩にしみ入 蝉の声
森は生きている
様々な事情があると思いますが、いつまでも初夏に春蝉の声が聞こえる由布の森でありますように
2015年7月16日 4:55 PM
今宵は七夕
あいにくの曇り空
七夕はここ日本だけではなく、ヴェトナム、台湾、中国、韓国などにおいて節供の一つです
旧暦のお盆(7月15日前後)と深い関係のある行事でしたが、明治改暦を機にお盆が新暦月遅れの8月15日前後に行われるようになったためその関連性は薄くなってきました
現在七夕祭りは7月7日や月遅れの8月7日、もしくはその前後開催されております
また二十四節気の小暑
小暑は「このころに梅雨が明け、本格的な暑さが始まる頃」
来週末位に梅雨が明けそうです
2015年7月7日 4:54 PM
すでに始まっておりますのでご存じの方も多いのではないでしょうか
7月1日~9月30日の3ヶ月間
国内最大規模の観光キャンペーンが始まりました
初日の昨日は、源流太鼓がお客様をお出迎えしました
食、芸術、歴史、海に山、そしてなにより温泉、パワースポットなど癒しが沢山ある大分
2015年7月4日 4:20 PM
7月2日は1年の折り返しの日
つまり1年のちょうど真ん中の日
年始から183日目 残りは182日です
平年は正午、閏年は午前0時がちょうど真ん中の時間となります
なぜ1日でなく2日なのか不思議ですが、1月から6月までの前半と7月から12月の後半の日数が同じではないためこのようになったそうです
2015年7月2日 3:12 PM
日照時間は曲り角
これから日を追うごとに短くなっていきます
湯の村 由布院も山々に囲まれておりますが、まだ20時過ぎまでは明るいです
夕食後の空は 紫、濃紺、青、オレンジ、黄金、赤の見事な階調
心地よい川のせせらぎを聞きながら散歩していると、蛍がもう一つ階調 緑を加えてきた
2015年6月27日 4:05 PM
今月のプログラムは
由布川渓谷 ー永遠の輝きー
5月29日(金)~6月29日(月)
8:30~19:00(最終日は16:00まで)
由布川渓谷は一年を通して様々に変化する自然界の営みや、台風等で渓谷内が様変わりするなど被写体としてはとても魅力的、滑らかに湾曲する岩壁に、苔の緑と細くしなやかに流れ落ちる滝の美しさは見事で、木々の緑も流れる川面に投影し由布川グリーンに染まり一枚の絵画を見る思いがします。
由布川渓谷はまるで、大自然の美術館のようです。
所蔵品の中にはあの有名な忠誠の彫刻家ミケランジェロやミロのヴィーナスの彫刻が創られたような数十万年をかけて、水の神や風の神が彫刻した、桁はずれの究極のフォルムの大作から、木の葉一枚一枚が作り出す小品まで森羅万象の芸術品の宝庫です。
悠久の刻を経て今尚続く由布川渓谷が織りなす自然美にカメラを向け、特にはボートに寝そべって滝風に身を委ねて木の葉になったり、贅沢な刻の移ろいの中で、自然界の息づかいを聴き、一瞬見せる『永遠の命の輝き』を撮り続けています。
以上 堤 洋一氏 より
2015年6月19日 3:19 PM
小道には蛍袋が並んでます
葉身はハート形、花は柄があり、うつむいて咲きます
暑さには弱いらしく、日陰でよく見かけます
花の中に蛍を閉じ込めると、その明かりが外へ透けて見えることが由来です
提灯の古名を「火垂」
提灯に似ているので「ほたる」
それが「蛍」になったとも言われています
2015年6月9日 4:10 PM
九州地方 梅雨入り致しました
平年より3日早く、昨年と同日の梅雨入りです
梅雨時期は焼き物や藍染体験、美術館巡り
この時期の主役は紫陽花
「辛抱強い愛情、元気な女性」
いい花言葉ですね
辛抱強く楽しんで元気な太陽を待ちましょう
2015年6月3日 3:48 PM
先日のこと
初夏ような眩しい日差しの中を散歩している時
ふと上空に目をやると環水平アーク
大気中の氷粒に、太陽光が屈折し、ほぼ水平な虹が見える光学現象です
虹などと同じ大気光象の一種で、水平弧、水平環 とも呼ばれています
「彩雲」という場合もありますが、回折により見られる彩雲とは別の現象です
2015年5月28日 4:20 PM
« 古い記事
新しい記事 »