全室露天付き離れ宿 御宿 さくら亭

大分県・湯布院 全10棟、源泉かけ流し「全室露天付き離れ宿 御宿 さくら亭」。
日常を忘れ、静かに流れる時間に贅沢で優雅なひと時を感じる大人の空間。

蛙手

 

今朝は全国的にこの秋一番の冷え込み

冷たい風が朝の空気を一層透き通らせる

朝の冷え込みが10℃を下回ると紅葉が進むと言われています

由布院は金鱗湖周辺が少しづつ色付いてきました

紅葉の主役と言えば‘‘蛙手‘‘??

楓です

実は楓は蛙手(かえるで)から転じたと言われています

言われてみれば水かきのよう

紅葉(もみじ)の語源は、秋に赤や黄に変わる様子を「紅葉づ(もみづ)」といったことに元づくそうですが、色が揉み出ず(もみいず)、からきたとの説もあるそうです

「イロハ紅葉」は、掌状に5~裂する葉の先を「いろはにほへと」と数えたことからだそうです

薄霧の
立ち舞ふ山の
もみぢ葉は
さやかならねど
それと見えけり

大自然で絶叫

 

 

由布院の綺麗な夜空に月食

2時間だけの自然の演出

神秘的でした

日本各地で晴天に恵まれました

 

 

秋のイベント目白押しではないでしょうか

食欲の秋、読書の秋、そして絶叫の秋?

今年も開催されます第40回由布院牛喰い絶叫大会

毎年体育の日に開催されておりますが今年は19日の日曜日

当日朝9時頃より入場券が発売され、会場の広さと準備の都合、入場券も枚数限定となっています

絶叫者は希望者から抽選で選ばれ、大人70人、子供30人の計100人が、お立ち台の上で絶叫します

さてこの牛喰い絶叫大会

事の発端は1970年代に、酪農家の経営難のために放牧地が売られそうになった際、牛一頭牧場運動で全国から牛のオーナーを募り、オーナーを招待して高原でバーベキュー・パーティーをしたのがきっかけとなり、大会が始まりました

今年で無事40回目となりました

広大な自然の中で普段溜まった鬱憤を吐き出すのもいいですね

新米のシーズン

 

 

秋は食べ物が本当に美味しい季節です

寒暖差の激しい此処 由布院は普段でも特別お米が美味しいと言って頂いておりますが、新米となると格別です

また今月より朝食に焼きたてパンもご用意しております

藤袴の咲くころに

 

 

訪れる浅葱斑 アサギマダラ

昨日藤袴が開花しだした此処 由布院

翅の模様が鮮やかな大型のチョウで、細かく羽ばたかずにふわふわと飛翔し長距離を移動します

日本全土から朝鮮半島、中国、台湾、ヒマラヤ山脈まで広く分布しています

秋に日本から南西諸島・台湾へ渡る個体が多く発見され、少数だが初夏から夏にその逆のコースで北上している個体が発見されています

太平洋沿岸の暖地や中四国・九州では幼虫越冬するので、
春から初夏に本州で観察される個体の多くは本土で羽化した個体と推測されています

2011年には和歌山県で放たれたアサギマダラが、83日後の12月31日に約2,500 km離れた香港で捕獲されそうです

これは世界第2位の長距離の移動だそうです

毎年10月10日くらいに由布院に立ち寄ります

今年も綺麗なアサギマダラが多く来ますように

大蛇が越えた

 

 

今朝は雲海を見に蛇越峠へ

由布院から蛇越展望所車までは車で約15分

見事な雲海でした

「むか~しむかし娘さんがおりました。
ある日娘さんがお坊さんを尋ねて来て夫婦になりました。
しかし娘さんが大蛇の化身という事がばれてしまい、大蛇がこの峠を越えて山下の池に帰っていきました。」

よってここは蛇越峠

物語より見事な雲海に目を奪われます

昨日は綺麗な夕焼けでした

「秋の夕焼け 鎌をとげ」

これから雲海の季節

仄かに金木犀のかほりが

甘く正に花言葉通り「初恋」のよう

咲いたあと雨風があるとあっけなく散ってしまう儚さ

春の沈丁花くらい香ります

花冠は白ワインに漬けた桂花陳酒や、茶に混ぜて桂花茶と呼ばれる花茶にしたり、蜜煮にして桂花醤と呼ばれる香味料に仕立てたりされます

また桂花鶏絲蛋、桂花豆腐、桂花火腿などのように、鶏卵の色を金木犀の花の色に見立て名づけられた卵料理は多、正月用の菓子である桂花年糕のように金木犀の花の砂糖漬けを飾るなど実際にこの花が使われる料理もあります

その他の花言葉は「謙遜」「真実」「陶酔」

秋はこの香りに気持ちよく酔い、心を奪われ、うっとりします

曼珠沙華の絨毯

彼岸花の別名

国道210号には赤や白の彼岸花が所狭しと咲いてます

圧巻です

彼岸花の名はその名の通り秋の彼岸ごろから開花することに由来します

日本では不吉であると忌み嫌われることもあるが、「天上の花」の意味で、めでたい兆しとされることもあるのです

その別名や方言はなんと千以上とも言われてます

花の形が燃え盛る炎のようにも見えます

花言葉は「情熱」「独立」「再会」「あきらめ」。
「悲しい思い出」「想うはあなた一人」「また会う日を楽しみに」

しかし見事な景色でした

秋の蛍

 

暑い夏が別れを告げ、気持ちよいそよ風が頬を撫でる

河原や垣根から顔を覗かせるコスモスが心を癒してくれる時期になりました

そんな由布の街の夜のとばりが下りたころ目の前に一筋の光が

そう 蛍です

季節を間違えたのか、「あきまどぼたる」なのか不明ですが、昨夜一匹のホタルが宿の前をゆ~らゆ~らと

駅近くの川には2匹飛んでたと情報もあります

8月に咲く彼岸花 秋に飛ぶ蛍

不思議な事です

綺麗な空の下

 

 

サルビアが綺麗に咲いています
この紫サルビアの花言葉は「尊敬」

赤は「家族愛」や「エネルギー」そして「全て良し」

ここ由布院は雨の多かった真夏が嘘のように晴れて「全て良し」
空も澄み切っております

 

由布岳からは大自然の「エネルギー」が漲ってます

重陽の節句

 

 

本日9月9日は、五節句のひとつ「重陽の節句」です

陽の数である奇数の極である9が2つ重なることから重陽と呼ばれ大変めでたい日とされてきました

古来より奇数は縁起の良い陽数と考え、奇数が連なる日をお祝いしたのが五節句の始まりで、めでたい反面悪いことにも転じやすいと考え、お祝いとともに厄祓いもしていました

中でも一番大きな陽数9が重なる9月9日を、陽が重なると書いて「重陽の節句」と定め、不老長寿や繁栄を願う行事をしてきました

「重陽の節句」は古く平安時代初期に貴族の宮中行事として取り入れられました
当時中国から伝来したばかりの珍しい菊を眺めながら宴を催し、菊を用いて厄祓いや長寿祈願をしたそうです
菊のおかげで少年のまま700年も生きた「菊慈童(きくじどう)」伝説もあります

ちなみに1月7日は七草の節句、3月3日は桃の節句、5月5日は菖蒲の節句、7月7日は笹の節供、そして本日9月9日は菊の節句です

菊を用いて不老長寿を願うことから別名「菊の節句」といいます
満月と菊の花を飾りお酒を飲んで祝いましょう