一年の始まり
今日は立春
立春は、冬至と春分の間の2月4日頃に当たります
この日から雨水(2月19日頃)までの期間を立春と呼ぶこともあります
冬と春の分かれる節目の日「節分」の翌日で「寒さがあけて春に入る日」いわば春の初日
この頃、暖かい地方では梅の花が咲き始めます
旧暦では一年の始まりは立春からと考えられていました
この日を基準に様々な決まりや節目の日が存在しています
自然の景色の変化から季節の移り変りを把握する「自然暦」を使用していました
飛鳥時代に中国から二十四節気が伝わると、冬至が年の分割の起点と考えるようになり、立春を一年の初めとする暦になりました
明治時代に改暦が行われるまでは、立春は正月とほぼ同じ頃に重なっていたので、正月に「早春」や「新春」と言います
立春の早朝、禅寺では厄除けのために門に「立春大吉」と書いた紙を貼る習慣があります
この文字は、縦書きすると左右対称になり一年間災難にあわないというおまじないです
立春以降に初めて吹く「はえ」「ぱいかじ」の強風を春一番と呼びます
そう春を告げる風
冬は冬の良さがありますが、なんか心がそわそわうきうきしませんか
2015年2月4日 1:59 PM