朔旦冬至
今日は冬至ですが例年と違う冬至です
特別な冬至「朔旦冬至」
太陽の周期に対し月の満ち欠けのサイクルで冬至に当たるのが新月です
満月がどんどん欠け一度姿を消した後、新月で復活し満月に向けて満ちていきます
太陽復活の日「冬至」と、月の復活の日「新月」が重なることが「朔旦冬至」です
新月は「朔」 太陽を「旦」
大変おめでたい『朔旦冬至』ですが、太陽と月の周期(約365日と約29.5日)は、当然違っていますので毎年重なるわけではありません
この2つが重なるのが19年に1度、そして2014年がその19年に1度の希少な日なのです
次回の「朔旦冬至」は19年後ではなく2052年
なんと38年後です
これは旧暦2033年問題によるもので、このような事態が起こるのも1844年に天保暦が制定されてから189年で初めてのことです
冬至あるいは冬至から翌日にかけては、日本以外でも世界各地で冬至祭が祝われてきました
北欧のクリスマスも起源は冬至祭(ユール)であったりとおめでたい日です
古代では冬至を1年の始まりとしていたそうです
2014年12月22日 5:11 PM